ムカデ

ムカデについて

ムカデ（百足）は、細長い体と多数の脚が特徴的な節足動物で、漢字の通り「百足」と書かれるように、多くの脚を持つことで知られています。世界には約3,000種ものムカデが存在し、日本国内だけでも約130種が確認されています。
シロアリ工事で床下で作業を行っている時に遭遇する事が多々あります。

ムカデの活動時期

・主に春から秋にかけてが活動時期となり、特に5月から10月に活発になります。

活動時間

・夜行性なので、夜になると餌を探し活動を始めます。その際、家屋に浸入することもあります。

ムカデの寿命

・6年～10年と比較的長く、その間に何度も脱皮を繰返して成長します。

ムカデの危険性

人間を嚙むことがあります。嚙まれると毒牙から毒牙注入され、激しい痛み、しびれ、かゆみ等を引き起こすこともあります。また全身症状として発熱、めまい、動機、吐き気などを催すことがあります。
重度の症状としては、噛まれたことがある方はアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。

ムカデに刺された直後は、まず患部を水で洗い流し、その後、冷やすか温めるかを検討します。腫れや痛みが強い場合は、ステロイド外用剤を塗布し、症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。

応急処置:

1.傷口を清潔にする：噛まれた部分を流水でよく洗い流し、清潔な状態にしてください。石鹸を使って洗うとより傷口を清潔に保つことができます。

2.冷やす：腫れや痛みが強い場合は、患部を冷やすことで炎症を抑えることができます。その際、冷たいタオルで冷やすことで、血管が収縮し。毒の広がりを遅らせる効果も期待できます。

3.温める：ムカデの毒は熱に弱い性質があるため、42℃～43℃程度のお湯で15～30分程度温めることで痛みが和らぐことがあります. ただし、刺されてから時間が経っている場合は、温めると毒が広がる可能性があるため、冷やす方が良い場合もあります.

4.ステロイド外用剤を塗布：腫れやかゆみが強い場合は、市販のステロイド外用剤を塗布すると効果的です.

5.症状が改善しない場合は医療機関を受診症状が改善しない場合や、アレルギー反応が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください.

※Geminiより参照